みさわたけひこの写真日記
by misawa-world
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ウエディングフォトをはじめる人へ9
ここまで書いてきたお話は、表現の入門書とかを読むと、どれにも同じような話が語られているホント初歩の初歩のことです。
だから書いていて、だんだん教科書のような感じになってしまったので、この先どうしようかなあと思ったけど、実はまだ核心部分が残ってこれを話さないとまた悩んでしまう人がでるだろうと思って再開するわけね。
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その前に

ある事例 1

練習で撮ってる写真を見せてもらった。
つまらなくて何も響いてこない・・・
「どういうつもりで撮ってるの?」
「だって、撮れっていわれたから・・・」
「・・・」
練習でも自分の気持ちで撮らないと何にも意味ないよ。
気が乗らなかったら気が乗るもの撮ればいいじゃん!


ある事例 2

「自分では気持ちで撮っているつもりなのに、上からいろいろ指示される。」


この場合は大きく二つの意味があります。ひとつは、
1/「上」が気持ちを求めていない場合。
撮影のマニュアルを作ってあるような撮影会社だと、撮影者の気持ちよりも、感情のない引き出しだけをいっぱい持った撮影ロボットを求められることがよくあります。
f0171932_2323195.jpg

ウエディングフォトが嫌いになるカメラマンの多くは、このロボットになるのを嫌う方が多いです。
ボクもそのクチ。
その場合、あなたの力で職場に改革を起こすか、他の職場に移った方がよい経験を積める場合があります。

もうひとつは
2/あなたの写真が人に伝えるレベルに達していない場合。

人に伝えるレベルに達していない・・・
これもさらに二つに分けることが出来ます。

・伝える技術がない場合。
技術的に未熟で、意図したとおりに表現できなかったり、「考えデブ」の自分が伝えるものをぼやかしてしまったり。
この場合は撮った側にも不完全燃焼感が残ります。これは今まで話してきた方法で改善できます。

・伝えるモノが間違っている場合。
完全燃焼して伝わらない場合もあります。いわゆるひとりよがり・・・
自己満足というヤツです。
この場合の多くは伝えるモノが間違っていることが多いです。
たとえば時々見かけるのが「俺のセンスと良いところを見せたい。」とか。
「どうだすごいだろう!」ってね。
でも、そんなの誰も見たがってないよね。

今までずっと「自分の気持ちが大事」と話してきました。
そして自分の気持ちに気付きはじめた時に陥りやすい罠が、この自己満足なんです。

でもさ、自分の撮ったモノに満足できること・・・これはあまりまえのことだよね。
自分以外の人が何も感じていいない・・・問題はここにあるわけね。



で、次回はいよいよ最終章に突入ね。
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by misawa-world | 2009-01-28 23:03 | 結婚写真をはじめる人へ
常滑やきもの散歩道の地図を描きました。
f0171932_1873995.jpg

十年ぶりに常滑の地図を描きました。
拡大画面

常滑に行ったらいろいろなところにおいてあるから見てね〜♪
2月1日発行
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by misawa-world | 2009-01-26 18:16
ウエディングフォトをはじめる人へ8
これまでの話をふまえた上で、
いろいろな事例を紹介してみようと思います。

イイ写真って、どんな写真ですか?
という、質問を時々受けます。

じゃ、逆にこっちから質問ね、考えてみてください。
「イイ歌って、どんな歌ですか?」

学校の音楽の教科書に載ってる歌?
ヒットチャートにでてくる売れてる歌?

そんなの人によってみんなそれぞれ違うよね。
人がイイといっても、自分には響かない歌もあるし、その逆もある。
多くの人がイイと感じることは、近いけど、すべてじゃない気がする。
多くの人がイイといってるからといって、自分もそう思う必要もないし
結局、自分の好み=自分の気持ちでしかないわけだ。

イイと感じる曲からは何が響いてくるんだろう?
何が伝わってくるんだろう?

それを考えてゆくと
イイ写真のことも、これと同じようなことだと思うの。


つづく


f0171932_22221729.jpg
ブルーハーツが、大好きだった。商店街で流れている曲を聴いて、たまげてその場ですぐに大阪有線に電話した。「今流れている曲はだれの?」 心臓を鷲づかみにされた気分だった。 そのままレコード屋に行ってLPとCDがあって、どっちも同じ三千円だったので、大きいLPを買ってしまった。
もう20年以上前の話。

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by misawa-world | 2009-01-18 13:25 | 結婚写真をはじめる人へ
ウエディングフォトをはじめる人へ7
またつづきね。

何を伝えたいの? 誰に伝えたいの?

この話をしようと思ったんだけど、とても語り尽くせないのでやめた。
だってその中には、内なる自分のことから、全宇宙的なことまで含まれていると感じたから。
ボクのつたない文章で、変な参考にしてもらっても困るから。
以前、青年に自分の伝えたいことを一晩かけて語っていた時こと、
「ボクの伝えたいことも、まったく一緒なんです。」と言われたことがある。
馬鹿な、ありえない!
違う人間なんだから、同じもの見ても、感じ方が変わるのは当たり前、100人のカメラマンがいたら100とおりの伝えたいことがあって当たり前なんだ。どれも正解だし、個人にとっては自分のが正解。(彼にとっては相槌のつもりだったかもしれないけどね)

カメラマンの逃げ口上のひとつに「言葉に出来ないから、写真を撮っているです。」というのがあるけど、今回はそれを使わせてもらおう。
自分の子供が無条件にカワイイ、言葉に出来ないけどカワイイ、そんな感覚に似ているのかな。何かを伝えようとする人間は、愛と正義の人間であることが大前提であると思っています。


ここまで、ほんとウエディングフォトの話をしなかったなあ・・・
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ウエディングフォトというのは、写真の世界の中ではホントに低く見られる分野で、それはブライダル産業への印象だったり、安易に始めてしまう人が多い事もあると思うの。そして実戦にでてから迷っている。
写真を撮るなら最低限、これまで話してきたことは感じておいてほしい。
f0171932_22583796.jpg

カメラマンになることが目的じゃなくて、誰かに何かを伝えることが目的なんだよね。
f0171932_2351298.jpg

ここまで話していたことは、
誰かに何かを伝える仕事のどの分野にも共通して言えることなんだよね。


つづく

この話は、ここまでで一段落。
「誰かに何かを伝える仕事」をする上で、最低限に知っておいて欲しいことだけに特化して書いてみました。
「結局、最後は自分なんだよ」それだけ言いたかったの。

これまでのことで、わかりにくいところとか、腑に落ちないことがあったら、
気軽に質問&指摘して下さいな。
次からは、これをふまえた上で、いろいろな事例を紹介していこうかな。
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by misawa-world | 2009-01-17 20:45 | 結婚写真をはじめる人へ
ウエディングフォトをはじめる人へ6
またまた、前回からの続きね。

なんで、こんな事しているかというと、
自慢じゃないけど、ボクは人にモノを教えることがとてもへたくそなんです。
大量にお酒が入って、午前2時頃を回ったあたりから、やっと本題を語りはじめる。
で、元ウチにいたスタッフの一部に教えることが中途半端になっている娘達がいるので、このブログを通じて伝えたいことだけ伝えようというのも兼ねております。
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ひとまとめに説明しようと思ったけど、
その前にボク自身の事を語った方が手っ取り早いかなあと思いました。

もう25年以上前の話。
ぼくは高校を卒業してからグラフィックデザインの専門学校に行ってました。
美大を目指すほどの根性がなかったからです。専門学校は無条件で入れるからね。
絵を描きたかったのです。
それまで自分のセンスや、絵のうまさにそれなりに自信を持っていたけど、
入ってからホントまわりのみんなが上手くてセンスも敏感で・・・正直なところ、その中での評価は「下の中」のあたりでした。
社会に出てから今度は、自分がなかなか人とコミュニケーションを取ることが上手じゃないこと、一般的な社会常識が欠如していること、甘えている人間であること、それを痛感しました。
転職とひきこもりの繰り返し・・・今で言うとニートみたい。
何軒つとめたかなあ・・・数え切れない。
そして最終的にもう勤めることを諦めてプー太郎でした。
自分の二十代は正直暗かったねぇ・・・自己嫌悪の日々、今でこそ自分探しの日々だったと思えるけど、当時は翌日自殺しても不思議じゃないくらい暗かった。(笑)

そんな中で写真だけは撮ってました。
全部独学でした。単純に「好き」だったんだろうけど、

なんで写真が撮りたかったんだろう?
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ひきこもり時代の写真・・・お月さんばかり撮っていた・・・。
どこからでも同じように見えるお月さんが、とても優しそうに見えたの。
今見るとかなり病的だなあ・・・まあ実際病気みたいな感じだったし・・・


何故、写真を撮るの?

ひもといてゆくと、写真が撮りたかったわけじゃないことに気付いてきます。
写真以外でも絵でも音楽でも何でも良かった。でも写真しかできなかったからね。
自分はコミュケーション能力に乏しかったから、人に接すると自分の殻に閉じこもって、上手く自分を表現できなかった・・・無理して急に陽気なったり、反動で落ち込んで引きこもったり・・・。何やっても自分じゃなくてまた落ち込んで・・・(さすがに今じゃだいぶ直っているんだけどね)
唯一自分を表現できるのが、写真だけだったの。
撮ることが目的じゃなくて、撮った写真で自分を伝えたかった。
そう自分にとって写真は伝えることだったのです。

伝えるって、どういうことだろうね。
伝えるものがなければ伝えれないんだよね。
自分の中に伝えたいものがなければ伝えようがない。
だから自分を知ることが一番大切なんだ。

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ここでやっと
これまでしてきた話のとりまとめね。
いろいろ細かい話をしてきたけど、こういうことなの・・・
f0171932_2341434.jpg

撮影には三つの要素があるの。
ネタと決断と技術。
ネタは、映像ストックのこと。このことは「2」で書いてみました。
決断は、考えデブで迷うのでなくて、本当の自分の気持ちで決断すること。これは「4」で書いてみました。
技術は、練習して撮れる確信を得ること、これは「5」で書いてみました。
この中で何が一番大切かって、やはりそれは「自分の気持ち」を知ること。
ネタと技術だけあっても、伝えるものがなかったら、無だからね。
自分の気持ちを感じて、自分の世界を知ること。
何を伝えたいかを自分で知ることなんだよね。

ボクの文章が上手くないから、ちゃんと分かってもらえるか心配ですが、
ボクがライターだとしたら、
ネタもあって、伝えたい気持ちもあって、
足りないものは文章にする技術=文章力だと、
この図を見てもらえば分かると思います。


ここまでまったくウエディングの話をしていないんだけど
ウエディングフォトをはじめたいと思っている人に
最低限「どうやって写真が生み出されるのか?」と言うことを知っておいて欲しかったの。
ウエディングフォトから写真に入ってくる人が多くなってきたからね。
先輩に聞けば、「楽しく撮れば良いんだよ」と言われるけど、それもひとつの正解だけど
それがどういう事なのか、理解できなくて???になってしまうから。
上手く撮ろうとか、先のこと考える前に、あなたにはまず土台堅めが必要なの。
自分に何が足りなかったのか、どうしたらそれを補えるのか、
いままで、その方法を書いてみたつもりです。
ネタと決断はスクラップブックで。
技術は練習で。
やるやらないは本人の自由だけど、そういうスタッフは見放しちゃいます。


書き疲れて話しまとめちゃったけど、(これまた頻繁に修正が入ると思います。)
でも、まだまだつづくんだよ。

何を伝えたいの? 誰に伝えたいの?

伝えたいことは、ぐち? なげき? なやみ?
いやいやそんなの伝えるの大嫌いだった!
(ひきこもりの頃はさ、確かに暗かったけど、愚痴を言うんじゃなくて、夢を語りたかったね)
伝えたいこと、
そんなこと自分の中では、ちゃんとわかってたんだと思う。
昔から、この胸の奥のほうに、いつもじっとしてあることはわかっていたんだよね。
気付いたのはだいぶ後だったけど・・・

専門学校の頃、
ボクの描いた絵は技術的センス的な評価は低かったけど、
自分の中では自分の絵は一番なんだよね♪
(これがヒント。この先は次回のお話しね。)


つづく
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by misawa-world | 2009-01-16 23:23 | 結婚写真をはじめる人へ
ウエディングフォトをはじめる人へ5
前回からのつづきです。

そして、もうひとつ自分の判断を鈍らせるモノに・・・
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不安と緊張というのがあります。
初心者の方などは、特に陥りやすいし、
ボクもこの仕事を十数年やっていて、正直いまだに緊張します。

新人さんの話を聞いていると、不安と緊張の中には、大雑把に二つの要素があります。
ひとつは

「イメージしたとおりに、写真に再現できない。」
これは単純に技術論ね。
絵にたとえるなら、こういう線を描きたいけど、思い通りに筆が動かない・・・それが不安に繋がる。

もうひとつは、
「緊張して、実力が出せない・・・。」
裏を返せば、緊張しなければ実力を出せるわけね。
緊張すること自体、考えデブになっていることが多いけどね。


これらの解決方法は結構簡単ね。勉強と練習だけ。
具体的には
ボクの場合は、ひたすら練習としてモノを撮ることをすすめています。
f0171932_4315959.jpg

モノなら対人恐怖症の人でも大丈夫だし、時間はドンだけかけてもいいから、画面の中にバランス良く、あるいは感じるように、あるいはカッコよく、モノを撮ることを新人さんにやらせました。(ちゃんと続けるかとかは、もう個人のやる気の問題ね)
技術が足りないと思ってるのだったら、どう撮ったらどうなるか、レンズのこと、絞りのこと、構図のことetc いろいろ実験して考えてもらいながらね。

この中で、何を感じて欲しいかというと
「私は、時間がたっぷりあって、緊張しなければ、ちゃんと良い写真が撮れる!」
そのことを自分自身にすり込んでいってほしいんです。何度も何度も繰り返し。毎日。
まあ、素振りみたいなもんかなあ・・・
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キャプテン/ちばあきお   ちばてつや氏の実の弟
一人の天才も登場しない、試合よりも練習してる描写の方が多いなど、ボクが好きな野球マンガの秀作


「私は、時間がたっぷりあって、緊張しなければ、ちゃんと良い写真が撮れる!」
それがやがて
「私は、緊張しなければ、ちゃんと良い写真が撮れる!」
に進化してきて、さらに
「私は、少しの緊張の中でも、ちゃんと良い写真が撮れる!」
になってゆきます。

今のボクは、このあたりで、緊張の克服方法は自分が教えて欲しいくらい。
あとは実際の撮影の場で、必要以上に自分が緊張しない努力をしているわけだけど、
(多少の緊張は集中力を高めるという緊張プラス思考ももっているし、まあ楽しむことね)
そのアプローチは、本題から離れていくので、また別項目で紹介するね。

今回の要点は

「私は、緊張しなければ、ちゃんと良い写真が撮れる!」
そう確信するために、素振りの撮影を繰り返ししなさいということね。


つづく

ここまでで、やっとお話しをする材料が出そろった形で、
次回はおさらいを含めてひとまとめに説明するね。
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by misawa-world | 2009-01-16 04:50 | 結婚写真をはじめる人へ
ウエディングフォトをはじめる人へ4
前回からの続きね。
判断基準をどうやって作るかというお話し。
そのまえに・・・
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このシリーズは、初心者の方にむけてお話しをしています。
なのでものすごく話のペースがゆっくりです。
すでにそれなりに写真を撮られている方には、まどろっこしい話しに聞こえるでしょうし、書いてるボクもそう思います。
1では、写真に対して本気か?ということを問いました。
2では実際の撮影時の思考のタイプを分けました。
3ではその思考を実際の撮影時に置き換えて説明してみました。
本来なら、「あなたはどうして写真を撮るのか?」
そういう話から入るのが本筋なのでしょうが、
ここでは、ボクが通ってきた道に沿って話を進めています。
実際多くの方が、考えはじめる前に写真を撮り始めていることが多いのだと思っています。
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どうやって自分の判断基準を作っていくか?
判断基準 =「自分の気持ち」。
それは作るのではなくて、もうすでにあなたの中にちゃんとあることを知って欲しいです。
ただ、いろんな考えに取り囲まれて自分でもあまり気付いていない・・・そういう人がとても多いと感じます。

このシリーズの「2」でスクラップブックの話をしました。
ボクは二十代前半、このスクラップブックの映像を集める作業の中で、自分の気持ちを感じることが出来たと思います。
自分の好みだけで集めた映像の山。
それは単なる映像のストックだけじゃなくて、
集まった映像の中にうすらぼんやりと自分の中の一貫したモノを感じてきます。
スクラップを集めてゆくと、ぼんやりした線を何度もなぞるように、
自分の中でこれだけはどうしても譲れないモノ。それがハッキリしてきます。

ウエディングフォトを撮りたいのなら・・・いや、写真を撮りたいのなら、
自分の中の本当の自分(=判断基準)に気付いて欲しいと思うのです。

そのためには自分のスクラップブック作りはとても有意義だと今になって感じています。

スクラップを作る・・・とても簡単なこと。
気に入った写真を集めるだけの話です。
今なら別に切り貼りしなくても、デジカメで撮ってくればいいだけのこと。
(それはちゃんとブックに整理することは必要です。)
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お正月に、いつもお世話になってるお寺さんで見つけた画集。橋本関雪画伯の美人画。妙に気になって一枚パチ

集めるのは、結婚式の写真だけじゃないんです。
気に入ったモノ、感じたモノをドンドン。
別に努力も必要ないです。好きなモノだけ集めてくれば良いんです。
あなたの中にある・・・
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それが好きなモノを集めてくれます。

でも、ときどき、こんな人もいます。(時々と言うより、結構います。)
いろんな考えに取り囲まれすぎて、自分の気持ちが奥の方にしまってある人。
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スクラップを集めはじめる最初は、こんな人の方が多いかも・・・
そう人にこそ、このスクラップ集めはとてもうってつけなの。
この作業はね、まわりの余分な考えをドンドンそぎ落としてダイエットしていって、本当の自分の気持ち(=判断基準)に気付いていくための作業なんです。カメラマンにとっての自己分析の作業。やってみると分かるけど、集めれば集めるほど、余分な考えなどどうでもよくなって、自分の気持ち、自分が何に感じるか、がハッキリしてくることが分かると思います。




ボクは写真を撮る上で、この自分の気持ち(=判断基準が)一番大切だと思っています。
これがなければ何もはじまりません。表現したいモノ、伝えたい自分の気持ち、その土台がしっかりしていなければ、どんなに技術や知識が優れても、何も生まれないと思います。

撮影の上で、ホントの自分の気持ちで撮影している人は、実はそんなに多くないんだろうなあと感じます。絵に描くとこんな感じ・・・
f0171932_541297.jpg

でも、ホントの自分の気持ちで撮らないと、誰にも響かない写真しか生まれない・・・
だから、ちゃんと自分の中の自分にきづいて、その自分を育てていって欲しいと思います。

つづく

(勢いで書いたから、頻繁に修正する可能性大です、はい)
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(みしまさんからのコメント受けて、
言葉足らずだったと思ったので、さっそく追加です。)
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社会生活をしているのだから、普段は「考えデブ」になってしまって当たり前です。
もしいつも「自分の気持ち」だけで生きていたら、かなりわがままで、まわりに迷惑な人間になってしまうからね。
普段は「考えデブ」でも、撮影の中とかで判断に迫られた時に、瞬時に「自分の気持ち」に問い合わせが出来ること。
f0171932_1925554.jpg

それが大事なんだよね。
ボクも今でも全部が全部そうはいかないけど、自分の中に問い合わせる先「自分の気持ち」があることを知っている。迷った時はそこに問い合わせれば、(他の人がどう感じようが)必ず自分にとって納得のいく答えをだしてくれる。そう確信している。
今回はそのことを伝えたかったの。
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by misawa-world | 2009-01-15 05:43 | 結婚写真をはじめる人へ
ウエディングフォトをはじめる人へ3
前回からの続きね。
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あらためて何でこんな事しているかというと、
「私なんか才能がないから・・・」という言葉を良く耳にするからです。
ボクは自分より、センスも良くて才能がある人なんてゴマンと知ってます。
でも今考えると、才能なんてスタート地点がちょこっと違っていただけのことなんだよね。
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イメージ先行タイプの撮影のプロセスを、超簡単に書くと
こんな感じになるとなると思うわけです。
1-あるシーンに出くわす
2-頭の中のイメージの蓄積から、瞬時にひとつのイメージが思い浮かべる。
3-思い浮かんだイメージに沿って撮影する。


実例を挙げて、もう少し詳しく追ってみると
1-あるシーンに出くわす
たとえば「水辺の近くで人物を撮る」という状況に出くわして
f0171932_23554780.jpg

f0171932_23523916.jpg

2-頭の中のイメージの蓄積から、瞬時にひとつのイメージが思い浮かべる。
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その状況や被写体や自然環境や体調や気分や、いろいろなモノから自分が刺激を受け取りつつ、それに影響されてあるいはシンクロして・・・イメージの蓄積の中から捜してくるんだけど・・・

この時は「動いた方が二人らしいや・・・」「ああ、飛び石があるから飛べるかな」と思って・・・(この時は撮影のための撮影だったので、そのあたりは自由に出来たわけね。そうじゃない状況の時でも頭の中でやってることは一緒なもんで。)
f0171932_0355971.jpg

アンリ・カルティエ=ブレッソンのこんな写真が頭の中に思い浮かびました。

3-思う浮かんだイメージに沿って撮影する。
でも、実際の撮影の状況の中で、
頭の中に膨大な映像ストックがあったとしても、
ぴったりストックのイメージどおりにあてはまることなんて、まず無いわけで、
f0171932_23523916.jpg

f0171932_23522972.jpg

上の図で説明すると、どのイメージを当て込んでも良いわけです。
それが迷いや悩みの原因になったりする。
あなたは、なぜ、そのイメージを選んだんだろうね?
その判断はどこから来るんだろう?
f0171932_23524918.jpg

あるいは、思っていたとおりにならなくて
はみだしたり、足りなかったり、つじつまが合わなくて
また迷ったり悩んでしまったり・・・

実際の撮影ではイメージを柔軟に変えて臨機応変に対応してゆく訳なんだけど、
このあたりでつまづいている人も多い気がする。
「臨機応変に対応できないんですう〜」
その臨機応変さというのは、一体どこから来るんだろうね?

実はここまでは前置きなのね。
今回言いたかった大事のことは次の一行だけ。
臨機応変さとは、自分の中に明解な判断基準があることなんだよね。
それこそが、たとえイメージを借りてきても、
決して真似にもコピーにもならなずに自分の写真として創造できることなんだな。
言い換えれば、明解な判断基準(=自分の気持ち)がなければ、写真を撮っててもしょうがないわけだな。

で、作例の出来上がった写真がこちら。
f0171932_1632516.jpg

大御所を手本にしてしまって大変恐縮なのですが、ゆるしてね。

次回はどうやって判断基準を作っていくかというお話しね。

つづく
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by misawa-world | 2009-01-06 17:33 | 結婚写真をはじめる人へ
ウエディングフォトをはじめる人へ2
ウチを訪ねてくる若い人たちと話していると、
才能で写真を撮るモノだと思っている人が圧倒的に多い事に気付きます。
たしかに天才的な人もごくマレに存在するけど、ボク自身は才能などは信じていません。
写真を撮るために、必要な才能があるとすれば、写真を楽しむ才能くらいかしら。
でもいざ写真の勉強しようと思っても、観念的な精神論はあっても具体的な勉強方法の話はなかなかないんだよね、これが。
なので、自分の撮影プロセスをひもときながら、自分の時のことを思い出しながら書いてみようと思いました。人に教えるほどの力量でもないし、いつまで続くか分かりませんが、どうかおつきあい下さいな。
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写真を撮る人間には大きく分けて二つのタイプがいると思います。
ひとつは
あるシーンを見て瞬時に自分の頭の中にイメージを浮かべてから、そのイメージを元に絵作りをするタイプ。
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もうひとつは、
あるシーンを見ながら、アドリブでイメージを作っていくタイプ。
f0171932_4131043.jpg

この二つのタイプにきっぱり別れるわけではなくて、比重の違いで境界は曖昧です。でも、いろいろと話を聞いていると圧倒的にイメージを作ってから絵作りをする人が多いみたい。ボクもこのタイプ。
撮りながらアドリブだけでイメージを作れる人というのは、あまりお目にかからないし、ボクが知っているそのタイプの数人は天才肌の人が多いように思います。

イメージを思い浮かべてから絵作りをする。
どう写真を撮っていいかわからないという人は、このイメージを思う浮かべれない事が多いようです。あるいはイメージが弱いか。
では、そのイメージはどこから来るのでしょう?
それは今まで見てきた映像の蓄積なのだと思います。
写真の勉強方法で、「とにかく良い写真をいっぱい見なさい」、というのがあります。
それこそまさに、自分の頭の中にイメージの引き出しを蓄積させる作業なんだよね。
でも漫然と雑誌とかを眺めていても、あまり効果はありません。
ちゃんと自分の好みで選別していかないと自分のモノになっていかないのです。
できれば、気に入った写真を切り抜いてスクラップブックに貼っていくのがいい。
ボクも昔そうやっていました。
そうすると、自分が反応する写真の傾向がハッキリとわかるからです。
集まったスクラップは自分のイメージの世界になってゆきます。
見るモノ、集めるモノは写真ばかりじゃない、映画やマンガ、CM、古典の名作、CDジャケット、音楽、文学、詩、今時ならネットで公開されている写真・・・etc
どこにでも興味の対象は転がっています。
集まったスクラップを眺めていると、ムラムラと写真が撮りたくなってくるようだったら、
そのスクラップはかなりイイ線いっていると思いますよ♪

つづく

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年末の大掃除で出てきたもう25年も前のスクラップの切れ端。
パイオニア ロンサムカーボーイの広告。片岡義男の短い文章が好きだった。
スクラップしていると、その時代の流行や、当時自分が間が考えていたモノがモロにでてしまうけど、やがて時代や流行じゃない、変わらない本質に気付いていくのでした・・・。

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by misawa-world | 2009-01-01 12:00 | 結婚写真をはじめる人へ